ハンガースタンドは置いているが、カバンや上着とかときには洗濯物も掛けられてしまい山みたいになるのが嫌。上着をスマートにちょいがけできるものが欲しい。角部屋ということもあり壁が少ないので、家具がじゃましたりしてフックも付ける場所がない。そこで見つけたのがtoolboxのアイアンハンガーパイプ。
一体型ではなく、スチール製のパイプと鋳物の連結パーツを六角レンチで組み合わせるタイプ。ガス配管みたいな工業系な感じが良い。オトコゴゴロをくすぐる。どうせなら邪魔にならなそうな天井につけたい。
長さは固定のものから、長さ指定でオーダーもできる。問題は家の天井にに取り付けられるのか。だ。鉄なのでそれなりに重い。落ちてきたら危ないし。しっかり固定が必要だ。
この手のモノは買ったけど取り付けできませんでしたーってなりそうなので、オーダーするのに長さを指定する都合もあるし採寸と一緒に取り付けが可能かどうか調査を開始。
天井には種類がいろいろあるが、我が家はマンションなので板張りではなく軽鉄に石膏ボードが貼り付けてあるタイプ。と言ったもの点検口なんてないので見たわけじゃない。
浴室の点検口から覗くと近辺の天井構造が見れるので、そこで見る状態が他の部屋も一緒だと考えていい(あくまでも個人的判断)。写真は浴室側から見たは廊下の天井内。
この軽鉄が格子状に組まれていてそこに石膏ボードが打ち付けられている。この軽鉄部分にネジ止めできればいい。が部屋内から天井内が透けて見えるわけじゃないのでどこに軽鉄があるのか見れない。どうしよう。
見えないものはどうしようもないので道具に頼るしかない。最初に下地センサーでボードの奥に軽鉄があるかどうか調べる。ボードにあてて奥に軽鉄らしきものを感知するとレベルメータ表示と警報音がするもの。これでこのあたりに軽鉄があるのでないか?と予想はできる。
あと電線の有無もチェックできる。間違えて電源ケーブルにネジ止めしたら感電するから。要注意。
鉄の反応があったとしても実際にボードの直ぐ近くにあるのか離れているのかはわからない。軽鉄の存在があることは分かったとしてもネジが届かないくらい奥にある可能性もある。
なんとなくあたりを付けたらメンディングテープで印をつけて。おそらくこのあたりに軽鉄が通っているのではないかと推測。
不安を解消するのにもうひとつ下地探しどこ太 Basic。ボードに細い針を刺して奥行きを確認できる。(写真は確認後にビスをねじ込んだ状態。)
ボードに刺すと貫通したかどうか力加減でわかる。どこかのレビューで穴があくことを気にしているようなコメント見たけど。針を刺すのだからもちろん穴は空くよ。
自分的に以下判断。
・針がそのまま貫通する→奥になにもない(軽鉄はないのではないか)
・針が貫通せずにどこかで止まる→その向こうになにかある(軽鉄があるのではないか)
下地探しどこ太 Basicは強力なマグネットもついているので、これがくっついている状態なら奥に軽鉄があることが確実になる。いいね。何度も言うが天井裏を見たわけじゃないのであくまでも予想。
・まずは下地センサーで軽鉄の通り道を大方予想する
・さらにその範囲を下地探しどこ太 Basicで再度チェックしてネジ止めする位置を予想する。
・取り付けるパーツの寸法も考慮して長さを決めてオーダーする。
サイトにパーツ寸法図面もあるので取り付け予想位置が決まったら採寸をしっかりやる。ココにつけたいのにそこに軽鉄がなさそうなら諦めるしかない。センサーと合わせて約5,000円かかってしまうがちゃんと取り付けたいなら買うしかない。
長さオーダー物はコの字型、T字型などいろいろある。ただ人気商品なのか数量限定だったり注文受付も日時指定があるので注意。
固定用のネジは付属するが、壁用と天井用で長さが違う。オーダーする際に確認が必要。ただし付属するネジは木材用なので、軽鉄にネジ止めするなら一般的には軽天ビスを使うらしいのだが、軽天ビスを選んだつもりだったが、頭がまるみのあるトラス頭タッピングネジ(ステンレス)を選んでしまった。
一度、組み立てた状態で位置合わせ。固定金具の穴位置にボードの奥に軽鉄らしきものがあるのを確認できたら、自分の持ってる中で一番細い1.5mmのドリルをインパクトでちょこっと下穴を開ける。あとはキュルキュルっとネジで固定。
このアイアンハンガーは一体ではなく連結パーツで分割しているので作業はしやすいが、取り付け位置がずれてしまうとあとで組み合わせる時に大変だ。慎重に。
固定する穴は4箇所だが、軽鉄の幅のせいで2箇所しかとめられない。でもしっかり固定できているので問題はない。最後はこだわりでビスの頭も黒く塗って完成。
NOTICES
- 記事内容は適当に調べてやっていることばかり。何も保証はありませんので自己責任で参考にしてください。